用語解説

新基準値(ざんていきじゅんち)

2011年4月に厚生労働省や農林水産省から暫定基準値が定められました。そのような中、2011年10月31日にて厚生労働省の審議会が決定した方針により、2012年4月から新基準値に改定されることになりました。東京都では、スーパーなどで売られている食品に関しても放射能検査を行うことを決め、検査を行っております。基準値が厳しくなった昨今、自主的な検査を定期的に行うことによって風評被害をなくしていく行動が必要不可欠になってきております。

シーベルト(Sv)

放射線による人体への影響度合いを表す単位をシーベルト(Sv)といいます。放射性物質は種類によって、放出される放射線の種類やエネルギーの大きさが異なります。またこれにより人体が受ける影響度合いも異なります。その影響度合いなどから算出されたものがシーベルト(Sv)になります。

放射性物質、放射線、放射能

放射性物質放射線を出す能力を持っている物質を指します。

放射線放射性物質が崩壊する際に放出される粒子線を指します。
放射線はα(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線の3つの種類があります。セシウム(Cs-137)のように、ベータ線とガンマ線を出すものや、ストロンチウム(Sr-90)のようにベータ線のみを放出する放射性物質もあります。

放射能放射性物質が放射線を出す能力を指します。

ベクレル(Bq)

放射能の量を表す単位をベクレル(Bq)といいます。1秒間に1つの原子核が崩壊して、放射線を放つ放射能の量が1 Bqです。
【例】毎秒10個の原子核が崩壊し、放射線を放出している場合は10Bqとなります。